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2017-04-19

目から鱗


Ballet Attic’s Propのティアラは隙が無い、と思う。

異素材組み合わせているのに、無駄な部分がないというか。

 

デザインや輝きと言った舞台効果だけでなく、ラインの太さ、長さ、高さ、
そして全部合わせた後の重さや使いまわし・使いやすさまで計算し、考えながら作っているという感じがする。
(感覚的にこういうデザインを思いつくのなら、それはそれですごいとしか言いようがない)

他のティアラにはあまり見られないモノトーンの素材使いも、シックで独創的で素敵だ。

初めて見たときから、いったいどんな人が作ってるのだろう?と気になっていた。
なんというかとにかく、他に似たようなティアラがないのに、やたら完成度が高い。
こういうことができるのは誰かの作品を参照することなく、ひたすら自分で試行錯誤を繰り返す人という気がする。

そして、いただいたメールに添えられていたファイルの文書は、それまで漠然と感じていた「彼女は私が教えて欲しかったものを持っている」という思いを確実にした。

 

それはティアラにコームをつける方法だったのだけど、ティアラの可動域を残すために適度な余裕を持たせればコームがぐらぐらする、コームをしっかり固定しようとすれば密着しすぎてティアラのカーブ調整ができなくなるという悩みを、いとも簡単な方法で解決するものだった。

“目から鱗”という言葉が脳裏を駆け巡る・・・(^^;
(それ以後、コームをつけて欲しいというお客様の要望には、前川さん方式で対応させていただいておりますm(__)m)

 

日本全国色々な教室があって、きっとその教室独自のやり方・作り方があると思われるけれど、そういう技術を共有できたらどんなに作業が楽になり、もっと素敵に作れるようになるだろう?

前川さんはそういう「よくできたやり方・作り方」を豊富に持っている。
プロ名乗ってしまってからお知り合いになったため、弟子入りはあっさり断られてしまったけど、そう言いながらこういう技をさらりと教えてくれる。
どれだけ引き出しを持っているんだろう?

客席から見えなければ別にどんな仕上げがなされようと、あまり問題ではないかもしれない。
見栄えよりも、しっかり固定できていることの方が大事、それもそうだ。

でも、見栄えよく、機能的にも優れ、しかも殆ど手間がかからないような方法を知っていたら、最初からその方法でやってた。
仕上がりが美しいということは単に見てくれの問題だけじゃなくて、余計なものがないからひっかけて破損したりといったトラブルも少なく、メンテナンスも楽、長持ちするという側面もあるからだ。
仕上げの美しさは機能美でもある。

 

コームだけではない。
例えば造花を頭飾り用の花として使う際の加工の仕方
羽根の固定の仕方、ケミカルレースやブレードでモチーフを作る方法・素材の染め方etc

舞台は待ったなしで時間制限があるから、いつだって完全なものを用意できたわけではないだろうけど、
多分イマイチと感じたなら、次に同じようなやり方はしなかったんだろうな。
あの隙のないティアラは彼女のセンスと長年の経験に裏打ちされたものなんだろうな。と思う。

ほんのちょっとの期間だけだったけど、私も教室の手伝いをしたことがあるからしみじみ思う。
もっと早く出会いたかった。。。

 

そんなわけで、教えてもらえる人は教えてもらえばいい、と思う。
講座を勧めるのはそういう理由です。
ティアラの講座ではあるけれど、ティアラを作るだけでなく、いろんな質問をしてみるといいと思う。
作れる人は作れない人が何が分かっていないためにできないのかということが分からない為、質問することは前川さんに教わりたい人のニーズを伝えることにもなるので( *´艸`)

その持っている引き出しの中身を全部引き出したらどれだけの量になるのだろう?
友人として、同業者としてすごく気になっている(*´з`)♡

 

 

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